犬の扁桃炎・咽頭炎
扁桃炎 咽頭炎 |
扁桃は咽喉頭部に位置する中枢リンパ組織で、リンパ小節の集合体からなります。 口と鼻から侵入する細菌を防御する働きを持っています。 扁桃炎は主にレンサ球菌・ブドウ球菌・肺炎菌によって起こる扁桃の炎症ですが、咽頭炎と併発する場合が多く見られます。 |
症状 | 扁桃の発赤、発熱・咽頭部の圧痛・嚥下困難・元気消失・食欲不振・咳嗽などが見られます。 |
原因 | 骨や針など異物の刺入が原因することもありますが、通常は二次性の扁桃炎が多く慢性鼻炎や他の吸器感染又は慢性の嘔吐や咳嗽といった他の疾患により 併発します。 一次性の扁桃炎は若い犬に多く、これは咽頭の防御機構が正常に発達していることを意味します。 |
対処法 | 消炎剤や抗生物質の投与により治療するようです。消化しやすい食事を与える事が良いと言われます。 |
病気辞典について
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