猫の肥満症・くる病等

肥満症 肥満とは体脂肪が異常に増加した状態を言います。
日本猫では5㎏を超えると肥満と言われています。
症状重度の肥満症のなると心臓に負担がかかり、心臓病になったり、又膝などに負担がかかる為炎症が起きたりします。
原因消費エネルギーを超えて過食させた為(過剰栄養)です。循環器を始めとして各臓器に障害を与える原因となる事もあるので注意が必要と言われます。
雄猫は去勢するとホルモンバランスが変わり雌を求めて歩き回る事もなくなるので運動不足になる事も原因と言われます。
対処法肥満によって他の臓器等に異常がないか、糖尿病ではないか等詳しい検査を行い薬物投与・食事や運動量を改善する治療法が行われています。
くる病 骨が成長せず、関節の軟骨が繁殖する病気です。
症状関節部が膨らんで手足・胸等の変形が見られます。
原因カルシウム・ビタミンDの欠乏と、リンの過剰摂取が原因と言われています。
対処法詳しい検査を行い、薬物投与や食餌の改善・日光浴が出来るよう生活環境を
改善する治療法が行われている様です。
上皮小体異常  骨が変形したり、骨折しやすくなる病気です。
症状発熱・食欲不振・排尿や排便異常・体の柔軟性がなくなり歩行困難が起こります。
原因カルシウム・ビタミンD不足やリンの過剰摂取が原因と言われています。
対処法詳しい血液検査・レントゲン検査や補助的検査として、リンパ節や骨髄の病理学的検査が行われる事もある様です。
異常部位を外科的に切除したり、切除が困難な場合は内科的に薬物等での対処療法が行われる様です。
黄色脂肪症 猫の脂肪が酸化・変性・炎症を起こす病気です。
症状毛が脂っぽくなり毛ツヤが悪くなります。脂肪組織で炎症が起こると脂肪の塊があちこちに出てきます。
発熱・食欲不振等もおこります。
原因青身魚等に含まれる不飽和脂肪酸を過剰に摂取した事が原因と言われています。
対処法詳しい検査を行いますが、皮下組織の炎症や痛みがある為、輸液を行うことが難しい様です。
炎症部位には炎症剤などを使用し、食餌を改める治療法が行われている様ですが、回復までに時間がかかり、時には治療に対する反応が全く見られず、徐々に衰弱して死亡したり、突然死が起こる場合もあるようです。

辞典について

記載内容については、日常の健康チェックの参考としてご覧ください。

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