犬の肝炎

肝炎 急性肝炎は、ウイルスやサルモネラなどの細菌・真菌、トキソプラズマなどの原虫犬糸状虫などの寄生虫の感染による感染性肝炎と重金属の化学物質、麻酔薬、カビ毒などの生物学的物質による中毒性肝炎等に分けられます。
症状 急性肝炎になると肝臓の機能が障害されるために、食欲不振・嘔吐・下痢が見られます。
又、胆管細胞が障害されると目や口の中、体に黄疸が出る事があります。黄疸が出るようになれば病気はかなり進行している状態と言われます。
慢性肝炎では、元気消失・食欲不振等が見られますが、独特な症状はありません。
原因 慢性肝炎は急性肝炎から併発する事も少なくありませんが、原因が不明な事も多い様です。
対処法 詳しい検査により、肝臓機能が低下していることや、レントゲン検査で肝臓が小さくなっている等判明し、慢性肝炎や肝硬変を十分に疑う材料になりますが、細かい事は生検を行わないと判明しないようです。
慢性肝炎は壊された肝臓が線維で置き換わってしまう病気なので、予後は悪く治らない病気と言われ、治療は病気の進行を遅らせる、原因と考えられるものを少しでも減らす、低下した肝機能を薬物などで補う・抗生物質の投与する・抵抗力・免疫力を高める等といったことが行われているようです。

病気辞典について

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