猫の巨大結腸症・腸内細菌異常繁殖
巨大結腸症 | 慢性化する病気で、若い雄猫に多く発症します。 大腸の大部分を占める結腸が無力になり、腸の力で便を出す事が出来なくなるので、ますます便がたまり、結腸が膨らみます。 |
症状 | 吐き気・嘔吐・食欲不振・脱水症状が起こり、何日も便が出ない重度の便秘になります。 |
原因 | 先天性又は外部からの衝撃・事故や病気が原因と言われています。 |
対処法 | 軽い場合は、内科療法を併用し定期的な浣腸を行い、重い場合は、結腸を切除し食事療法と内科療法を併用し行う様です。 |
腸内細菌異常繁殖 | 胃腸の細菌は、胃酸の分泌・腸の運動・膵液の分泌・局所免疫・腸粘膜の粘液層や食物など様々な要因が作用し合い調節されています。 |
原因 | 小腸内での細菌の異常繁殖は、胃酸の分泌異常・胃炎、胃萎縮や腸運動性の異常特発性・神経性・炎症性の腸疾患・異物・腫瘍などによる通過障害や免疫の異常栄養失調・膵外分泌不全・粘液産生不全・栄養吸収不全等によって起こると言われています。 |
対処法 | 詳しい検査を行い、抗生物質の投与等が行われる様です。 |
辞典について
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