猫の中耳炎
中耳炎 | 外見だけでは判断のしにくい病気で、中耳に炎症が起こる疾患です。 |
症状 | 耳の根元を中心とした痛みのために元気がなくなり、発熱し、耳を触られるのを嫌がります。 |
原因 | 通常は外耳炎から広がり起こる事が多い様です。まれに細菌から炎症を起こす事があります。 アレルギーや外傷により鼓膜に穴が開いてしまったことが原因になる事ももあります。 |
対処法 | 耳の詳しい検査やレントゲン検査等を行い炎症度を検査し、細菌感染が疑われる場合は細菌培養検査も行うようです。 確定診断には鼓膜破裂などを観察する必要があり、この場合、鎮静や全身痲酔が必要と言われます。 中耳炎の治療は、感染症・炎症性物質・異物を取り除くことが重要で、抗生物質や外用薬を投与して治療するようです。 外耳炎も併発している事が多くあるので同時にその治療も行うことになります。 消炎剤などによる耳道洗浄、乾燥、重症の場合は内科療法も必要で、外耳道切開が必要な時もあります。鼓膜に穴が開いている時は外耳道の洗浄は厳禁で、水やシャンプーが耳に入らないように気をつける。 炎症が内耳やより内部の周辺組織に達すると治療が困難ですが、早期治療の場合は完治率75%以上と言われています。 外耳炎によって併発する為、外耳炎を発見したら早期に治療し、普段から耳道の換気をよく行い、シャンプー、雨天の散歩などのあとは十分に耳道を乾かすことが良いと言われ、普段から抵抗力や免疫力をつけておくことが必要です。 |
辞典について
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